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"Title : 弁護側の請求に基づいて地裁が実施した精神鑑定は、3人が美代子元被告に完全に「支配」され、責任能力は失われていたと結論づけた。/尼崎変死、3被告に求刑
"Cats : 社会・世相・時代の参考情報,弁護士
"Tags : 弁護士,精神鑑定,責任能力
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■裁判員「なぜ逃げなかったのか」
「自分なら美代子元被告に抵抗できたか考えていただきたい」。21日の最終弁論で川村被告の弁護人は裁判員らに問いかけ、無罪を訴えた。
家族間暴力の強要、たばこの火を顔に押しつけるなどの暴行、絶食、睡眠やトイレの制限……。先月25日から12回の公判では、美代子元被告のすさまじい虐待の実態が明かされた。「息をする以外はすべて指示に従った」。川村被告は被告人質問で当時をそう振り返った。被告3人をまっすぐ見つめ、涙を流しながら供述を聞く裁判員もいた。
裁判員自ら、「なぜ逃げなかったのか」「美代子元被告になぜ取り込まれたのか」と質問する場面も。香愛被告は「逃げても突き止められ、残った家族が嫌がらせを受けると思った」、川村被告は「恐怖が根底にあるが、仕事のアドバイスをもらって恩を受けた」と答えた。
弁護側の請求に基づいて地裁が実施した精神鑑定は、3人が美代子元被告に完全に「支配」され、責任能力は失われていたと結論づけた。検察側は鑑定手法に誤りがあるとして結果の信用性を否定。裁判員らは今後の評議で、3人の刑事責任能力の有無について判断する。(青田貴光)
引用:「息する以外、指示に従った」 尼崎変死、3被告に求刑:朝日新聞デジタル
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