2013年12月14日土曜日

村木厚子厚労事務次官「拘置所の前住人は林真須美だった」(dot.) - goo ニュ ース

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"Title : 村木厚子厚労事務次官「拘置所の前住人は林真須美だった」(dot.) - goo ニュース
"Cats : 検察
"Tags : 検察,冤罪,無罪,弁護士,言及予定
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2013年12月9日(月)11:30

 身に覚えのない郵便不正事件で逮捕された後、最強組織である検察を相手に見事、無罪判決を勝ち取った村木厚子厚生労働事務次官。164日もの勾留生活を耐え抜いた“秘訣”や、司法制度の問題を、コラムニストの北原みのりさんとの対談で明らかにした。

*  *  *
北原:裁判のお話も伺いたいと思います。村木さんは、検察の不当な取り調べにも屈せず、無罪を勝ち取るのですが、相手は正義を背負う検察。闘うのは本当に大変でしたよね。

村木:相手は組織で、こちらは弁護団はいるにしてもやっぱり個人なんです。裁判とは、力関係の違う闘いだなといつも思いました。

北原:どんなに真実を語っても、検察の薄っぺらい筋書きで調書が作られる。とても怖いと思いました。

村木:取り調べや調書にいっぱい矛盾やウソがあって、それをどれだけ発見したとしても無罪は取れないと、弁護士さんから言われました。誰が見ても驚くような、ドラマチックなものがないと無罪にはならない、と言われたとき、怖かったです。事実ではないことが作られているのに、無罪にならないなんて……。

北原:捕まらないようにしなきゃと思ってしまいます。

村木:ええ、捕まったらおしまいなんだな、と思ったときもありました。たとえ冤罪だとしても、捕まってしまうと半分の人は自白してしまう。そして、自白しようがしまいが、裁判までいくと、99%の人が有罪になってしまうのです。

北原:その背景には、間違いだと途中で気がついても引き返せない組織の論理があると思うのですが。

村木:あえて好意的に言えば、検察官の真面目な正義感であり、仕事に対する熱意であり、世の中の期待であり、マスコミの報道であるのでしょう。その中で間違っていたとは言いにくいし、間違いがあっても、努力すれば有罪が取れてしまうのが今の検察です。そうなるとますます、無罪でしたって言いだせなくなる。

北原:悪循環ですね。

村木:ある意味で、警察や検察もすごく追い詰められているところがあるんだと思います。裁判官も含めて、神様じゃないんだから間違いは起こり得るし、検証したときに間違いがわかったら引き返せる仕組みにしないといけないですよね。

北原:どうすればいいとお考えですか?

村木:ウソがばれる仕組みを作ることだと思っています。たとえば、外部からの目が入るとか、記録が残るとか。倫理観を教育するのも大事だと思いますが、ウソをつかなくていい仕組みを作るほうが、ずっと確実じゃないでしょうか。

北原:そうそう、村木さんって、林真須美さんと同じ拘置所だったんですよね?

村木:私が入った部屋の前の住人が林さんだったと検事さんから聞きました。自殺しそうな人が入る部屋で、私を取り調べた検事は「あの(カレー)事件だって本当に彼女がやったのか、実際のところはわからないですよね」とも言っていました。そんなことを平気で言う検事の神経が理解できませんでした。

※週刊朝日  2013年12月13日号

引用:村木厚子厚労事務次官「拘置所の前住人は林真須美だった」(dot.) - goo ニュース